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社長のための経営講座

第89回 戦後の大先輩経営者たちの「遺言」

日経ビジネス2014年最後の特集に、戦後の焼け野原から日本の一流企業を育て成功した大先輩の経営者33名の遺言特集が載っていました。印象に残る名経営者の「遺言」をご紹介します。
『いやならやめろ、おもしろおかしく』堀場 雅夫氏 1924年12月生まれ。1945年堀場無線研究所を創業。1953年堀場製作所を設立。
戦時中「空腹のパニック」を体験したそうです。明日食べるものがない恐怖、ヘビ、犬まで食べたそうです。この体験を講演会でお話したら、参加者のおばさんが「ヘぇ~、当時は24時間のコンビニがなかったんやね」と質問され、あんまり腹が立ってしまった。修羅場の経験から自分が好きで得意なことだけをトコトンやる。イやだと思うことはやめろ。「おもしろおかしく」は会社の経営理念にしたそうです。

『りんごまんご型共創』佐々木 正氏 1915年5月生まれ。トランジスタ電卓を初めて開発したシャープ元副社長。
戦後、ベル研究所のバーディーン氏より不思議な石ゲルマニウムを紹介され、MOS(金属酸化膜半導体)を設計。ロックウェルが製造を受託してくれて完成したLSI(大規模集積回路)は、月着陸船のスペース確保に貢献、その後液晶、太陽電池の開発へ。現在は、老化の原因となる細胞の「酸化」を食い止める「還元」の技術の確立の活動を支援。台湾の学生時代、北国のりんごと南国のマンゴーの接ぎ木に成功してリンゴマンゴーという新種を作る。同じように異質の才能がぶつかり合う「共創」による人間と地球を救うイノベーションが必要だと言っています。

『新しい国づくり』椎名 武雄氏 1929年5月生まれ。米国留学後1953年縁故採用で日本IBM入社。45歳で社長、日本IBMの日本化に奔走。
グローバル化は、英語が大事というよりメンタルが大事で、日本の考え方・理念をしっかり持っていままでの日本の製品の良さに変わり、日本人が海外企業の社長にどんどんなり、日本人が世界のトップリーダーになる。そうでなければ、日本は沈んでしまう。

『愛と誠と調和』稲盛 和夫氏 1932年1月生まれ。1959年京セラ設立。1983年盛和塾の前身設立、1984年第二電電設立。
技術者だった稲盛 和夫氏は、自ら開発したセラミック製造の技術を世に問うために会社を設立したが、企業経営のことは、まったくの素人で自らの経営の実践の中から経営を学び世界に冠たる京セラを育てました。
日本の経済は、中小企業の経営で成り立っており、経営者はりっぱな人格を備えたリーダーとして真剣に経営に携わってもらわなければなりません。学ぼうとする経営者に自らの経営体験を語るのが盛和塾です。現在、海外も含めて全国74塾、約9,000名の塾生がいます。経営体験は「生き方」という本にまとめられて、100万部も売れています。

人は誰でも幸せに生きていける、心のままに人生は存在する。日本が未来に残さなければならないのは、親切心やおもてなしの心、礼儀正しさという日本人の美徳。世界の人たちに信頼され、尊敬され好感を持たれる状態であり続けることが日本の宝だと言っております。

代表取締役・公認会計士
三澤 壯義

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