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労務関係

人手が足りない時期でも丁寧な採用を!

来春卒業の大学生を対象にした企業の選考活動が8月1日に解禁。また、高校生についても9月5日以降推薦開始。9月16日以降の選考開始となり、新卒の採用を考えている企業におかれましては、説明会への参加や学生の見学の受け入れで、通常とは違う業務にも追われている時期かと思います。一方、中途採用の方に目を向けてみると、専門的・技術的職業、サービスの職業、保安の職業、輸送・機械運転の職業、建設・採掘の職業を中心に、求職者(仕事を探している人)1人あたり何件の求人があるかを示す有効求人倍率が2倍を超える状況が続いております。そのようなこともあり、事業主からは、「求人を出しても、全然応募がないんだよね。」という言葉も多く聞かれます。

このような環境下において気を付けなければならないのは、人物評価は後回しにして人の補充を優先に採用をするということです。採用面接をしたときに気になるところがあったり、悪い部分があったとしても、人手不足だからだと、つい目をつぶって採用した人が後々労務トラブルを起こすというケースが多く見受けられます。業務経験や能力ばかりでなく人間性についても最低限のところには目を向けて判断すべきです。
また、このような環境下にあると事業主の方も本業に追われて面接にじっくりと時間が割けなかったり判断にも誤りが出てしまうということがあります。これを解消するには面接官を1名ではなく、2・3名とし、それぞれの面接官の視点からの意見も聞いて判断することも必要です。その他にも応募の際に提出してもらった履歴書を基に、前職にヒアリングをしたり、前職の退職証明書を取り付けたりするなど、企業として出来ることが意外とあるものです。
労務トラブルが起きてしまうと、その解決には時間や(場合によっては)お金、精神的な労力を非常に必要とします。しかし、このことで利益を生むことは一切ありません。人手不足の時期にこそ、しっかりと人を見極めて採用したいものです。

社会保険労務士 今野 一郎

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