三澤経営センター 宮城県仙台市の会計事務所 公認会計士事務所

宮城県仙台市の会計事務所 公認会計士事務所の三澤経営センター。東北・宮城・仙台での経営相談はお任せください。

労務関係

無期労働契約への転換の準備は進んでいますか

労働契約について、1ヶ月、3ヶ月、1年などと一定の期間を定め、更新を繰り返しながら働いてる有期労働契約の労働者が御社にはいらっしゃらないでしょうか。

今年の4月1日で平成25年4月に改正された労働契約法の施行から4年を迎えます。この時の改正により同一の使用者との間で有期労働契約が通算で5年を超えて(平成25年4月1日以後に開始する有期労働契約が対象となりますので、平成25年3月31日以前に開始した有期労働契約は通算に含めません)繰り返し更新された場合に労働者からの申込みがあると、それ以降の労働契約は期間の定めのない無期労働契約に転換をしなければならないことになりました。

つまり、平成25年3月31日以前から1年以内の有期労働契約の更新を繰り返しながら働いている労働者がいる場合、来年4月には無期労働契約への転換申込の権利をもつ最初の労働者がでてくることになります。

この無期労働契約への転換に対応するには、①契約期間の定めはなくすが、その他の労働条件は有期労働契約のときと同様とする。②正社員とする。③無期労働契約への転換者独自の社員とする。④「①~③」の選択制とする。⑤無期労働契約への転換者を発生させない。という5つの方法を考えることができます。

実務的には各企業がおかれている様々な実情や、現在、有期労働契約で働いている労働者についての位置づけをどうするのか。また、既存の正社員等のバランス等も配慮しながら対応策を決めていくことになりますが、対象となる労働者からすると大きな分岐点になります。滞りなく対応するためにも「まだ、1年先のこと。」ではなく、「もう、1年しかない。」という思いで早めに準備を進めていくべきでしょう。

社会保険労務士 今野  一郎

経営に関するすべての悩み・ご相談を受け付けております。 022-262-4554